私は、2019年の4月に、3人の仲間と一緒にベトナムから日本にやって来ました。ベトナムにいる祖父の仕事だったこともあり、日本では大工の見習いとして仕事を始めました。
来日3年目に入り、大工としての技術は身についてきたのですが、もっと日本語が上手になりたいと思い、より多くの人と関わったり話したりする仕事をしたいと思うようになりました。そんな時に出会ったのが『三国家』です。飲食業は初めてでしたが、いろんな仕事を経験したいとも思っていたので、すぐにここで働くことに決めました。

ベトナムで暮らしているときから、日本の言葉や文化に興味がありました。特に蕎麦が好きだったので、ここで働けるのは大きな喜びです。
今は、主にキッチンを担当しています。料理の盛り付けやトッピングなどの仕上げから、簡単なサイドメニューをつくらせてもらったりもしています。また、時には注文を聞いたり料理を持っていたりと、ホールに出ることもあります。

このお店で働くようになってまだ数カ月ですので、料理についてもまだまだ覚えることはたくさんありますし、日本語も完璧じゃないのでお客様や職場の仲間とのコミュニケーションでも失敗することがあります。でも、ここにいる皆さんは優しい人ばかりなので、いろいろ教えてくれます。私もその優しさに、しっかり応えたいと思っています。
まかないでいただくお蕎麦やお料理がめちゃくちゃ美味しいので、これも働くモチベーションになっています（笑）

日本に興味があって来日することを決めたのですが、その当時はベトナムに帰ってからの夢や目標は具体的ではありませんでした。でも、ここで仕事をするようになって、蕎麦や日本料理の美味しさをあらためて知ることができ、ベトナムの人にももっと広めたいと思うようになりました。
これから一生懸命頑張って、日本料理のことだけではなく、飲食店を経営することも学んでいきたいと考えています。

私だけではなく、何かを学びたい人や何かになることをめざしている人が、ここには何人もいます。みんなその想いを理解してくれ、サポートしてくれます。
料理人としても経営者としても学ぶところの多い濱口社長の下で、自分の夢に向かって頑張れる環境です。何か夢を持っていて一生懸命に頑張っている人と、一緒に働ける日を楽しみにしています。